調布・府中で離婚・慰謝料・親権問題なら仙川総合法律事務所

  • 0356566380受付時間 平日9:30~19:00
  • 土日夜間も相談対応
  • お問い合わせ

コラム

子ども名義の預貯金や学資保険は財産分与の対象になるか

子ども名義のものは全て子どものもの?それとも夫婦共有財産?

 

1 子ども名義の預金について

まだ子どもが幼少であっても、子ども名義の預貯金口座を作ってお金の管理をしている家庭は少なくありません。

離婚をする際に、そのような子ども名義の預貯金はどのように扱われるのでしょうか。

それは、子ども名義の預貯金が、実質的にみて子ども自身のものと言えるかどうかによって異なります。

例えば、親が毎月の生活費から一定額を子ども名義の預貯金口座に入金して貯めてきたような場合、実質的には夫婦のお金と言えますから、財産分与の対象となる夫婦共有財産にあたります。

児童手当を毎月入金して貯めていた場合も同様です。

反対に、子どもが祖父母から贈与を受けたお金を入金してある口座や、子どもが自らアルバイトをして貯めてきたようなお金は、実質的にも子ども自身のお金と言えますので、財産分与の対象とはなりません。

 

2 学資保険について

通常、学資保険は子どものための教育資金などのために契約するものですので、子どものものという感覚の方も多いかもしれません。

しかし、学資保険の保険料を支払ってきたのが両親であれば、実質的にみて夫婦共有財産となり、財産分与の対象となります。

具体的には、基準時(通常は別居時)における解約返戻金相当額が分与対象となります。

親権者となる側が契約の継続を希望する場合には、基準時の半分を分与したうえで、必要に応じて名義変更の手続きを行い、契約を継続することになります。

 

3 まとめ

以上のとおり、子ども名義の財産が子どものものなのか、夫婦共有財産になるのかは、名義で見るのではなく、実態で判断することになります。

したがって、一つの子ども名義の預金口座のなかに、子ども自身が贈与を受けたお金と、親が積み立ててきたお金が混在している場合には、それらをすみ分けして判断する必要があります。

 

その他のコラム

財産分与と退職金

将来の退職金が財産分与の対象になるか

詳しく見る

適正な財産分与を受けるために

適正な財産分与を受けるための方法。財産隠しをされないための予防策とは?

詳しく見る

認知の効力や手続き

認知によってどのような効力が生じるか、相手が認知してくれない場合にどのような手続きが可能か

詳しく見る

不貞行為(不倫)の証拠

不貞行為による慰謝料請求をするために必要な証拠

詳しく見る

親権者の適格性

専業主婦(主夫)は親権者になれるのか?

詳しく見る

離婚後の財産分与

既に離婚をした後に財産分与を求めることができるか

詳しく見る

有責配偶者からの離婚請求

離婚をしたいが自分に離婚原因がある場合に、離婚請求が認められるか

詳しく見る

夫婦関係円満調整調停について

夫婦関係を円満にするために裁判所の調停が活用できます

詳しく見る

男性のための離婚相談

適切な離婚のために、男性にとっても法的知識は必要です

詳しく見る

子の引渡し請求について

子どもの連れ去りなどに対する法的手段

詳しく見る

まずはお気軽にお悩みをお聞かせください。

  • 03-5656-6380営業時間 平日・土日祝日7:00~24:00
  • 24時間受付中 メールで相談予約をする